30代の転職で人気急上昇の職種!タクシードライバーの仕事内容まとめ

高齢でも活躍できるタクシー業界。定年65歳に設定している会社も多く、高齢ドライバーが多いイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、そのイメージとは裏腹に、今、30代でタクシードライバーへ転職を希望する人が増加しており、若手ドライバーも多く誕生しているのです。なぜ、体力的にきつそう、収入が低そうなイメージのあるタクシー業界が人気を集めているのでしょうか。30代がタクシードライバー職へ魅力を感じている理由として、自由な働き方である仕事内容や、勤務体系、給与体系などがあります。 

この記事では、30代がタクシードライバーに転職したいと思う理由をはじめ、タクシードライバーの仕事内容や1日のスケジュール、タクシードライバーとして高収入を得るためのコツをご紹介します。 

30代で転職したい人必見!タクシードライバーの世界とは? 

今、30代の転職先として注目されているタクシードライバー。収入が低い、体力的にきついイメージがありますが、実際にどのような仕事をしているのでしょうか。タクシー業界実情をはじめ、仕事内容とタクシードライバーの1日のスケジュールをご紹介します。 

タクシードライバーの仕事内容 

タクシードライバーの仕事は、乗客を安全に目的地まで送迎する仕事です。ビジネスで利用する乗客、終電を逃した乗客、観光目的で利用する乗客、通院などで利用する乗客など様々シチュエーションのお客様と接する仕事です。 

タクシードライバーの1日のスケジュール

隔日勤務のタクシードライバーの1日をスケジュールをご紹介いたします。 

  • 7:00 出社 
    朝出社したらはじめにアルコール検査を行います。
    アルコール反応が少しでも出たら1日仕事をすることができないので要注意。 
  • 7:15 車両点検・点呼 
    車に不備がないか車両点検を行います。お客様へ安心して乗車してもらえるよう入念に点検を行います。
    点検が終了したら点呼をし、気を引き締めます。 
  • 7:30 仕事スタート 
    1日の仕事がスタートします。
    ビジネスマンや通院客などを乗せたり、無線配車など仕事をこなしていきます。 
  • 12:00 ランチ 
    ランチを手早く済ませ、仮眠をとります。
    仮眠後は、イベント会場へいき午後の営業スタートができるよう準備します。 
  • 13:00 営業スタート
    イベントのお客様を中心に、ビジネスマンや買い物客をターゲットに午後の仕事をこなしていきます。
  • 18:00 休憩・夕食 
    タクシードライバーが一番大変になる夜の時間に備え、夕食と休憩をとっておきます。
    また、休憩時間を利用してガソリンを満タンにしておきます。 
  • 19:00 営業スタート 
    飲み会のビジネスマンを中心に営業をスタートします。
    無線配車などの営業も多くなるため、効率よく仕事をこなします。 
  • 23:00 料金3割増
    タクシードライバーが一番稼げる時間帯に突入。
    終電を逃したお客様を中心に仕事を行います。 
  • 翌3:00 洗車 
    1日の営業が終了し、車両を洗車します。車外だけでなく、車内の掃除も入念に行います。 
  • 翌4:00 帰庫・帰宅
    帰庫し運転記録をICカードに、走行距離を日報に記録します。
    売り上げなどの納金を行い、処理が全て終了したら乗務員証を返却します。 
    全て終了したら業務終了です。

変化しているタクシー業界

今、タクシー業界は大きな変貌を遂げています。タクシーの需要と利便性の向上を目的に政府の政策として発案された初乗り運賃引き下げの「ちょい乗り」と、タクシー相乗りの法律上解禁の検討は記憶に新しいですが、そのほか、IT技術の導入により、アプリケーションによる配車サービスや、高級ハイヤーサービスなど、様々な新しいサービスが生まれてきている業界でもあります。 

30代がタクシードライバーに転職する理由 

なぜ、30代がタクシードライバーへの転職に注目しているのでしょうか。大きな理由として以下の5つがあります。それぞれ理由をみていきましょう。 

頑張り次第で年収UP 

タクシードライバーの給与は完全歩合制。その日の乗客の数と目的地までの走行距離が収入に大きく影響してきます。自分のやる気と頑張りが直接収入として返ってくるのです。中には年収1000万円を手にしているタクシードライバーもいるほど。コツを掴み効率よく働けば、高収入も夢ではないのです。そのため、高収入を目指しタクシードライバーにチャレンジする30代も増えてきています。 

未経験でも転職できる 

タクシードライバーは未経験でも転職しやすい職業となっています。実際に、タクシードライバーとして活躍している人の多くは、未経験からスタートしています。研修制度が充実しており、資格取得補助制度が完備されている会社もあるため、未経験でも安心して働ける環境です。 

自分の時間が取れる

タクシー業界は隔日勤務といった勤務体系を採用しています。隔日勤務とは、1勤務20時間(休憩3時間程度を含む)とほぼ丸一日勤務の後、「明け番」という休日になります。会社のよって異なりますが、「明け番」の後「公休」として丸一日の休日を挟む場合があります。隔日勤務は、月に11~13回程度の出勤が一般的です。そのため、一般企業に勤めるより自分の時間が取りやすいメリットがあるのです。そのため、趣味を大事にしたい、仕事以外の時間を充実させたい30代が転職先としてタクシードライバーに注目しているのです。 

免許取得補助がある 

タクシードライバーになるためには、普通自動車二種免許が必要になります。普通自動車二種免許は、乗客を乗車させるのに必要な自動車免許です。通常の普通自動車一種免許取得から3年以上が経過していることが資格取得の条件となります。資格取得は自動車免許にて、講習を受け、学科試験と実技試験を合格することで取得できます。 

タクシー会社によっては、費用の負担など資格取得を支援してくれる会社もあります。未経験でタクシードライバーへの転職を希望する場合、会社の規定を確かめるようにしましょう。 

長く勤められる 

タクシー業界は「定年がない」と言われていますが、実際には定年を設けている会社が多いのです。しかし、その定年と定めている年齢が高く、高齢になっても運転技術に問題がなければ続けていけるような環境です。定年は平均65歳ですが、会社によってはそれ以上の年齢に設定されている場合もあります。 

通常、高齢になれば会社でのポストがなくなってしまったり、会社の相談役となったり第一線での活躍の場がなくなってしまう傾向になりますが、タクシードライバーの場合はそれがないため、高齢になっても活躍していくことが可能です。

人間関係が煩わしくない

タクシードラーバーは基本的に、乗客としか接点を持ちません。社内でのコミュニケーションは、勤務前と勤務後の限った時間のみになります。仕事も独自で行うことがほとんどなので、競争や派閥争いとは程遠い環境になります。そのため、会社内の人間関係に頭を悩ませることがないため、煩わしい人間関係を好まない人にうってつけの転職先なのです。 

活躍できるフィールドが多い 

タクシー業界について紹介しましたが、IT技術が導入されてきている昨今。タクシーにおける配車予約などもシステムにより管理されています。そのため、高齢者よりITに強い30代が今、タクシー会社に求められているのです。ある程度、社会人経験を積み、マナーが身についている30代は即戦力として活躍できるという期待もあります。 

50歳以上が7割を占めていたタクシー業界も今、30代を求めていることもあり、若手ドライバーも増えつつあります。同世代の仲間も作りやすくなっているのです。 

30代で転職後タクシードライバーとして実績を作るには? 

30代でタクシードライバーに転職後、高収入を目指すには、どのようにすれば良いのでしょうか。タクシードライバーとして実績をつくるコツをご紹介します。 

サービス精神を持つ 

タクシードライバーは、ビジネスマンや高齢者、旅行者などのあらゆる人々が乗客となります。高齢者には乗車に手を貸す、荷物の多い旅行者の荷物を預かるなど、お客様それぞれを配慮するサービス精神もタクシードライバーに必要な要素です。車内で乗客が「快適」に過ごせるように気を配ることでリピート客になる可能性もあります。一期一会を大切にできる人は、実績も残しやすいのです。 

周辺地理を覚える 

多くの乗客のニーズは「早く目的地に到着すること」。なかには飛行機や会議など、時間に制約がある乗客もいます。そのため、1分でも早く目的地に到着できるよう周辺地理を覚えることも大事です。例えば、信号が少ない道、車通りが少ない道などを覚えておくと良いでしょう。乗客は早く目的地に到着でき、ドライバーは降車地周辺でいち早く次の乗客を得られる可能性もあります。 

効率的に動く 

タクシードライバーとしてより多くの収入を得るには、空車の時間をあまり作らず、常に乗客を乗せているようにすることが大切です。乗車回数を少しでも増やせるよう、乗客の降車地近くで新しいお客さんを乗せられるよう、人が集まるスポットを研究しておくなどの工夫が必要になります。 

常に向上心をもつ 

周辺地理や道順だけでなく、人が集まるスポットやイベント情報など事前に入手しておくと効率よく乗客をのせることに繋がります。このように、日々、自分にとって有益となる情報を集め、実行していく向上心を持つことは、タクシードライバーとして活躍できる要素となります。 

まとめ

勤務体系や給与体系など、一般企業とは違い、独自の制度をとっており、頑張り次第で収入が上がる、月の勤務日数が少ないため自分の時間がとりやすい点は、若い世代にも共感を呼び、30代の転職者の増加に繋がっています。30代のエネルギッシュさ、柔軟さはタクシー会社でも求めているため、転職もしやすい環境であるでしょう。 タクシー会社によって制度も異なるため、転職を考えたら、会社の規定や条件などもしっかり確認するようにしましょう。

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