「ハイクラス向け転職エージェントを利用したいけれど、どれがいいのか分からない」と悩んでいる方は多くいらっしゃるでしょう。
実際に、ハイクラス・高収入向けの転職エージェント・転職サイトは数十社以上あり、それぞれ強みやサービス内容に差があるため、適当に選んでしまうとご自身に合った求人を見つけることができない場合があります。
そこでこの記事では、転職のプロとして実際に数多くの求職者の転職を成功に導いてきた「転職.jp」の編集部が、口コミや評判の良いハイクラス向け転職エージェント・転職サイト全63社を徹底比較した上で、
● ハイクラスの転職に激強なおすすめ転職エージェント・転職サイト8選
にまとめてみました。
実際に、「転職.jp」の編集部が数十時間かけてハイクラス向けおすすめ転職エージェント8社を厳選しました。
このページを最後までご覧にあることで、あなたに合っている転職エージェント・転職サイト分かるため、転職を成功させることができるでしょう。
ハイクラスの転職に激強なおすすめ転職エージェント・転職サイト8選
ハイクラスに強い転職エージェント・転職サイトを選ぶ上で最も重要なことは、あなたの希望条件に合わせてサイトを選ぶことです。ご自身が希望する年収や働き方などそれぞれの目的に最適な転職エージェント・転職サイトを①求人数、②提案力という観点で厳選しました。
サイト名 | 求人数 | 提案力 |
---|---|---|
ビズリーチ | ◎ | ◎ |
リクルートダイレクトスカウト | ◎ | ◎ |
ランスタッド | ◎ | ◎ |
エンワールド・ジャパン | 〇 | ◎ |
リクルートエージェント | ◎ | ◎ |
マイナビエージェント | 〇 | ◎ |
doda | ◎ | 〇 |
ワークポート | 〇 | 〇 |
それでは、目的別にみてみましょう。
幅広い求人を見たい方におすすめ
「様々な求人の中から探したい」「どんな業種があるのか知りたい」という方向けの転職エージェント・転職サイトをご紹介します。
ここでは、ハイクラス・高収入向け(年収600万円以上)の求人数が豊富かどうかという観点でおすすめのサイトを厳選しました。
サイト名 | 求人数 | 職種の多さ |
---|---|---|
ビズリーチ | ◎ | ◎ |
リクルートダイレクトスカウト | ◎ | ◎ |
全63社のハイクラス向け転職エージェント・転職サイトの中でも上記2社が飛び抜けて優れていました。幅広い求人の中から最適な求人を探したいという方は必ず登録するようにしましょう。
それでは、順番にみていきましょう。
ビズリーチ
「ビズリーチ」は管理職・経営層のミドル〜ハイキャリア求人を扱う転職サイトです。総求人数のうち、外資系の公開求人は2,000件以上、年収1,000万円を超える案件は約3分の1を占めています。ベンチャーから大企業まで求人企業は幅広く、求人数の多さから「希望の転職先が見つけやすい」という口コミも多くみられました。
ビズリーチはスカウト型なのでキャリアコンサルタントはつきません。そのため、企業やヘッドハンターからの直接スカウトを待つか、自分で求人を探したり、7,400名以上のヘッドハンターの中から逆指名することができます。
無料で利用することもできますが、機能には一部制限があるので、積極的に転職活動をしたい方なら優良プランの登録をおすすめします。自ら動いて積極的に転職活動をしたい方におすすめです。
\ 年収1000万円超の非公開求人も /
ビズリーチに無料登録する
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リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向け転職エージェントです。年収800〜2,000万円の求人が多く、転職決定年収の平均は900万円以上という実績があります。
3,000名以上のヘッドハンターが求職者に最適な仕事を探して提案してくれます。登録後は企業やヘッドハンターからのスカウトを待つだけなので、在職中であまりアクティブな転職活動ができない方でも使いやすいでしょう。
積極的に求人を探したいのなら、自分にあったヘッドハンターを選んだり、385,000件以上の求人数の中から応募したい求人を自ら探すことも可能です。
応募時は匿名レジュメにより氏名・生年月日・住所・電話番号などの個人情報は伏せられるため、プライバシーを守りながら転職活動ができます。じっくり転職活動をしたい方におすすめです。
\ 年収800~2000万円求人多数 /
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年収800万以上を狙いたい方におすすめ
年収800万以上を狙いたい方には以下の転職エージェント・転職サイトをご紹介します。
サイト名 | ハイクラス求人数 | 質の高さ |
---|---|---|
ランスタッド | ◎ | ◎ |
リクルートダイレクトスカウト | ◎ | ◎ |
エンワールド・ジャパン | 〇 | ◎ |
上記の転職サービスは、他社と比較しても800万以上のハイクラス求人に特化しているため非常におすすめです。それでは、順番にみていきましょう。
ランスタッド
「ランスタッド」はオランダで設立された世界最大級の転職エージェントです。世界を舞台に人材ビジネスを展開しており、60年という実績があります。もともと海外企業なので外資系求人を多数保有しており、英語・中国語に対応した世界レベルのコンサルタントが在籍しているのが特徴です。
年収1,000万円以上の求人は常時5,000件以上あり、ランスタッドだけの優良独占求人も多数取り扱っています。S&P企業からスタートアップまで幅広くカバーしています。
利用者の中には「面接前に必ず履歴書の添削、面接練習の対策をしてくれた」など、ランスタッドの手厚いサポートを評価する声も見られました。また、年収交渉にも積極的で百万以上アップしたという方も多数ございます。
そのため、ランスタッドは外資系ハイクラス求人を目指している方に特におすすめです。
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リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向け転職エージェントです。年収800〜2,000万円の求人が多く、転職決定年収の平均は900万円以上という実績があります。
3,000名以上のヘッドハンターが求職者に最適な仕事を探して提案してくれます。登録後は企業やヘッドハンターからのスカウトを待つだけなので、在職中であまりアクティブな転職活動ができない方でも使いやすいでしょう。
積極的に求人を探したいのなら、自分にあったヘッドハンターを選んだり、385,000件以上の求人数の中から応募したい求人を自ら探すことも可能です。
応募時は匿名レジュメにより氏名・生年月日・住所・電話番号などの個人情報は伏せられるため、プライバシーを守りながら転職活動ができます。じっくり転職活動をしたい方におすすめです。
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エンワールド・ジャパン
「エンワールド・ジャパン」はエン・ジャパンのグループ企業の転職エージェントです。外資系・グローバル企業の求人が全体の約7割以上を占め、外資系求人に特化しています。
取引先企業は、誰もが知っているような大手外資系や日系グローバル企業をはじめとして約4,000社にも上り、年収800万円以上の求人数は常時10,000件以上とハイクラス向けの求人が豊富です。
企業ミッションとして「入社後活躍」を掲げており、中長期で求職者のキャリアを支援しています。コンサルタントは面談や選考時だけでなく、採用後も継続的に求職者のフォローをしてくれます。
公開求人は1,300件ほどなので、条件の良い非公開求人に出会いたいなら登録をおすすめします。
\ 外資系・グローバル企業に強い /
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外資系のハイクラスに転職したい方におすすめ
外資系の企業に転職したいという方もいらっしゃると思います。そのような方は以下の転職エージェント・転職サイトがおすすめです。
サイト名 | 外資系の求人数 | 転職成功実績 |
---|---|---|
リクルートダイレクトスカウト | ◎ | ◎ |
ランスタッド | ◎ | ◎ |
ビズリーチ | ◎ | ◎ |
エンワールド・ジャパン | 〇 | ◎ |
上記の転職サービスは、他社と比較しても「外資に特化した求人数が豊富」「外資系の転職成功実績が多い」という2点で優れています。どの転職サービスも登録しておいて間違いないので、登録だけでもしてみることをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向け転職エージェントです。年収800〜2,000万円の求人が多く、転職決定年収の平均は900万円以上という実績があります。
3,000名以上のヘッドハンターが求職者に最適な仕事を探して提案してくれます。登録後は企業やヘッドハンターからのスカウトを待つだけなので、在職中であまりアクティブな転職活動ができない方でも使いやすいでしょう。
積極的に求人を探したいのなら、自分にあったヘッドハンターを選んだり、385,000件以上の求人数の中から応募したい求人を自ら探すことも可能です。
応募時は匿名レジュメにより氏名・生年月日・住所・電話番号などの個人情報は伏せられるため、プライバシーを守りながら転職活動ができます。じっくり転職活動をしたい方におすすめです。
\ 年収800~2000万円求人多数 /
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【審査&年齢制限なし】
ランスタッド
「ランスタッド」はオランダで設立された世界最大級の転職エージェントです。世界を舞台に人材ビジネスを展開しており、60年という実績があります。もともと海外企業なので外資系求人を多数保有しており、英語・中国語に対応した世界レベルのコンサルタントが在籍しているのが特徴です。
年収1,000万円以上の求人は常時5,000件以上あり、ランスタッドだけの優良独占求人も多数取り扱っています。S&P企業からスタートアップまで幅広くカバーしています。
利用者の中には「面接前に必ず履歴書の添削、面接練習の対策をしてくれた」など、ランスタッドの手厚いサポートを評価する声も見られました。また、年収交渉にも積極的で百万以上アップしたという方も多数ございます。
そのため、ランスタッドは外資系ハイクラス求人を目指している方に特におすすめです。
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ビズリーチ
「ビズリーチ」は管理職・経営層のミドル〜ハイキャリア求人を扱う転職サイトです。総求人数のうち、外資系の公開求人は2,000件以上、年収1,000万円を超える案件は約3分の1を占めています。ベンチャーから大企業まで求人企業は幅広く、求人数の多さから「希望の転職先が見つけやすい」という口コミも多くみられました。
ビズリーチはスカウト型なのでキャリアコンサルタントはつきません。そのため、企業やヘッドハンターからの直接スカウトを待つか、自分で求人を探したり、7,400名以上のヘッドハンターの中から逆指名することができます。
無料で利用することもできますが、機能には一部制限があるので、積極的に転職活動をしたい方なら優良プランの登録をおすすめします。自ら動いて積極的に転職活動をしたい方におすすめです。
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エンワールド・ジャパン
「エンワールド・ジャパン」はエン・ジャパンのグループ企業の転職エージェントです。外資系・グローバル企業の求人が全体の約7割以上を占め、外資系求人に特化しています。
取引先企業は、誰もが知っているような大手外資系や日系グローバル企業をはじめとして約4,000社にも上り、年収800万円以上の求人数は常時10,000件以上とハイクラス向けの求人が豊富です。
企業ミッションとして「入社後活躍」を掲げており、中長期で求職者のキャリアを支援しています。コンサルタントは面談や選考時だけでなく、採用後も継続的に求職者のフォローをしてくれます。
公開求人は1,300件ほどなので、条件の良い非公開求人に出会いたいなら登録をおすすめします。
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自分のキャリアに自信がない方におすすめ
転職をしたい方の中には、ご自身のキャリアに自信が持てないので躊躇しているという方もいらっしゃるでしょう。そのような方には、「求人の質」「サポート力」が優れている以下の3社をご紹介します。
サイト名 | 求人の質 | サポート力 |
---|---|---|
リクルートエージェント | ◎ | ◎ |
マイナビエージェント | 〇 | ◎ |
doda | ◎ | 〇 |
ワークポート | 〇 | 〇 |
それでは、順番にみていきましょう。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は業界随一の知名度と求人数を誇る転職エージェントです。公開求人472,000件以上・非公開求人237,600件以上(2024年10月現在)を取り扱っており、総求人数は約61万件です。
全国47都道府県が対象エリアで、幅広い業界や人材に対応しており、他の転職エージェントでは見かけないような珍しい職種も見つけることができます。さらに、書類添削・面接対策など、全国16ヶ所にある拠点で大手ならではの充実したバックアップも受けられます。
その他にも、リクルートエージェントであれば年収交渉にも積極的なので、数十万〜数百万の年収アップが実現することもあります。
地方への転職を考えている方や転職先をまだ絞り込んでおらず手広く探したいという方は登録することをおすすめします。
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マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は20〜30代、第二新卒向けの求人に力を入れている転職エージェントです。各職種の転職事情に精通した専任アドバイザーのほか、企業の人事担当とやりとりをするアドバイザーが在籍しています。職場の雰囲気など、求人案件からはわからない情報を教えてくれます。
応募書類の添削、模擬面接はもちろん、休日の面談にも応じてくれるなどサポートが手厚く、利用者の声としては「応募書類の添削が丁寧だった」「的確なアドバイスをくれた」など、キャリアアドバイザーのサポート力が高いエージェントのようです。
求人は優良中小企業が多く、全国に支店を持っているためそのネットワークを生かして幅広い求人紹介が可能です。転職が初めてで、しっかりとしたサポートを受けたい方におすすめのエージェントです。
doda
「dodaエージェント」はパーソナルキャリアが運営しており、非公開を含む約29万件(2024年10月現在)の求人を扱う大手転職エージェントです。20〜30代の転職に強く、一部上場企業に加え大手〜中小優良企業まで手広くカバーしています。
転職者1人に専属のキャリアアドバイザーがついて、応募書類の作成・面接対策から円満退職のノウハウまでしっかりサポートしてくれるので、自信のない方でも安心して使いやすいでしょう。
利用者からは「条件に合う求人を見つけやすかった」「的確なアドバイスをもらえた」という声があり、提案力・サポート力の高いエージェントだということがわかります。
IT、エンジニア職の求人が多く、キャリアアップをしたい方はもちろん未経験でも目指せる求人があり、IT・エンジニア系の求人を探している方には特におすすめです。
ワークポート
「ワークポート」は未経験・第二新卒向けの求人が豊富な転職エージェントです。特にIT・Web系求人に強く、全体の求人数106,800件のうち、約27,000件と約4分の1を占めています。(2024年10月現在)
ワークポートが運営するエンジニアスクール「みんスク」は無料で受講でき、完全未経験の方でもエンジニアを目指せます。キャリアチェンジしたい方、スキルを身につけたい方におすすめです。
また、利用者からは「対応スピードが早い」との声があり、メールの返信や面接日程の調整を迅速に行ってくれるので、転職を急いでいる方にも魅力的でしょう。
初回登録は、生年月日と名前のほか、住所地の都道府県と希望勤務地・直近の職種を入力するだけで手軽なのも嬉しいところです。
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ハイクラスの転職を狙うために知っておきたいポイント
ここまでで、ハイクラスの転職を狙える転職エージェント・転職サイトをご紹介してきましたが、ここからはそんなハイクラス転職を成功させる上で知っておきたいポイントをご紹介します。
年収600万円以上がハイクラス・高収入の基準
現在サラリーマンの平均年収は約420万円といわれています。
よって、ハイクラス・高収入の基準は600万円以上になります。
それでは、ハイクラス・高収入は目指せる業種は何があるのでしょうか?
ハイクラス・高収入が目指せる業種
一般的には、以下の業種はハイクラス・高収入が目指せる傾向にあります。
- IT系企業:プログラマーやエンジニアなど
- 教育系:教師や塾講師など
- 金融系:証券・銀行・保険など
- インフラ系企業:電力会社や建設業など
上記のような業界全体で需要がある業種はハイクラス・高収入を目指せる傾向にあります。
しかし、医師や看護師、会計士、弁護士などの経験や資格が必須となる職種も多いので、あらかじめ募集要項はきちんと確認しておきましょう。
ただし、営業職であればスキルや経験次第でハイクラス・高収入を目指すことが可能です。
ハイクラスの転職における注意点
ハイクラス転職をする上で、いくつか注意点もあるのでみていきましょう。
ハイクラスの求人数自体は少ないので、時間をかけて転職活動を行う
一般的な転職活動では3ヶ月~6ヶ月程度の期間を見込みますが、ハイクラスの場合は少なくとも1年間程度の期間を見込んでおくといいでしょう。焦らずにじっくりと時間をかけて転職活動を行うことが大切です。
もちろん、その期間に転職エージェントからいくつか求人を紹介されるかと思いますが、ハイクラスの求人数自体が少ないので、転職期間を1年よりも短く設定してしまうと「せっかくの求人を断りたくない」と思うようになってしまいます。その結果、自分に合わない企業へ転職してしまい、後悔することになってしまうのです。そうならないためにも、転職期間は長めに設定しましょう。
ハイクラス・高収入の転職は面接の時間調整が難しい
一般的な転職活動よりもハイクラス・高収入の転職に時間がかかるのには、他にも理由があります。
20代の人が転職を考えるのと違って、ミドルエイジはすでに社内の中でも重要なポストを任されていることが多く、面接の時間がなかなか取れないといった現実的な問題があるのです。面接の時間調整が難しいことによって、希望する転職先の面接日程が決まらずに「別の人が採用されてしまった」という場合も多いです。
また、ハイクラス・高収入転職の場合、転職が決まった後も仕事の引き継ぎに時間がかかることもあります。引き継ぎだけで長ければ3ヶ月以上かかる場合もあるので、引き継ぎによって転職期間が延びたり、転職先が待てれずに内定取り消しになることもあります。
このように、ハイクラス・高収入の転職には時間を要するため、少しでも効率よく進めなければいけません。
転職の決まりやすさは職種によって違う
一般的に短期間で転職が決まる職種は、IT関係やWeb関係、通信関係の技術者が7割となっており、逆に長期化しやすい職種はコンサルタントや経営企画などが3割となっています。
このように、ハイクラス転職では職種によって転職の決まりやすさは異なるので、ご自身が検討している職種によって転職期間を考えるといいでしょう。
ハイクラスの転職におけるよくある質問
転職する理由は面接の際に根掘り葉掘り聞かれますか?
初回(一次)面接で最もよくされる質問が「転職理由」だと言われています。スキル重視の会社であれば根掘り葉掘り聞かれることはないかもしれませんが、通常の会社の面接であれば、まず聞かれる質問だと思って間違いないでしょう。
面接官が転職理由を質問する背景には2つの理由があります。
理由の1つ目は「早期退職を防ぐため」です。せっかく面接をして入社した求職者にすぐに辞められては会社も困ってしまいます。前職を退職する理由となった出来事が、転職先でも起こらないとは限りません。面接官は採用後、前職を退職したのと同じ理由で求職者が退職してしまわないかを見極めています。
理由の2つ目は「価値観の相違がないかの確認」です。転職の理由を聞くことで、面接官は求職者が自社の価値観に合うかを確かめています。給与などの待遇面や人間関係など転職の理由は様々ですが、一つ一つの物事に対する求職者の受け止め方を知ることで、会社の空気に合うか、会社に定着してくれる人材かをチェックしているのです。ここで本当の理由を隠そうとしたり、嘘の理由を答えてしまうと、入社後にミスマッチが起こり、これまでの転職活動が水の泡になってしまいます。できるだけ正直に、かつポジティブに答えるようにしましょう。
では、具体的にどう答えたら良いのでしょうか?
まずは、転職先の志望動機とのつながりを意識して話すと良いでしょう。転職理由は、そのまま転職先の志望動機に繋がることが多いです。
例えば、「より結果が評価される職場で働きたい」という転職理由は、業績に応じて給与が大きく変わる評価制度を持つ会社の面接を受ける志望動機と一貫しており、転職理由として不自然なものにはならないはずです。
また、ネガティブな転職理由をポジティブに言い換えるという方法もあります。転職に至るケースのほとんどは、前職に対する不満が動機となっているはずです。
しかしそれをありのまま話してしまうと、ネガティブな印象ばかりが目立ってしまいます。例えば「給与が低かった」は「実績が給与に反映されにくかった」、「人間関係に問題があった」は「チーム内でのコミニュケーションが重視されない職場だった」などに言い換え、個人的な不平不満と見なされないような説明を心がけましょう。
そして転職理由を答えるだけではなく、状況を改善するためにどんな行動をしたかも併せて話しましょう。不満があったのに解決のために何もしなかったと思われてはマイナスイメージになってしまうからです。
自己PRはどう言えばいいですか?
自己PRは自身の強みをアピールする絶好の場です。しかし、気持ちが込もってつい長くなりすぎたり、主観ばかりの内容で面接官に正しく伝わらなくては意味がありません。自己PRを通して面接官が知りたいことをよく理解し、簡潔にまとめるようにしましょう。
自己PRを通して面接官が知りたいことは「求職者が採用したい人物像にマッチしているか」「求職者の強みが会社の求めているポジションで活かせるのか」ということです。
主観で自分の魅力を語るのではなく、企業が求める人物像に合わせて自分の強みを整理しましょう。このとき、感覚的なものはできるだけ排除し、数字や実績など明確な根拠のあるものを選びます。
面接の目的は、会社の求めるポジションに適した人材を採用することです。ですから、自己PRで伝えることはそのポジションで活かせる経験やスキルに関するものになります。
しかし、「○○の経験があります」、「○○のスキルを持っています」と列挙するだけでは効果的とは言えません。経験やスキルの根拠となるエピソードを具体的な数字を使って表現しましょう。
また、エピソードを語る際には、その成果に至るまでの過程についても筋道を立てて伝える必要があります。その成果が努力ではなく、偶然起きたこと・環境に要因があるものと思われては自己PRになりません。
どんな考えのもと、どんな行動をしたことで成果に結びついたのか、深堀りして話すことで成果が求職者の行動によって成し遂げられたことであったと証明できます。
自己PRでは強みのほかに、短所を聞かれることもケースも多くあります。面接官が短所を聞くのは、求職者がきちんと自己分析をできているかどうかを知りたいからです。
短所を伝えるときは「その短所とどう向き合っているか」、「改善するため、業務への影響を少なくするためにどんな工夫をしているか」を合わせて伝えると良いでしょう。
「短所は○○です」と言うだけでなく、短所によってどんな挫折を経験し、そして乗り越えようとしてきたかを具体的なエピソードとともに伝えることによって、面接官によい印象を与えることができます。
また、自己PRの際は正直に話すことも大事ですが、採用ポジションにおいて致命的な短所は選ばない方が賢明です。例えば、経理のポジションなのに「大雑把」という短所を挙げてしまうと、短所を克服しようとしているとはいえ、「本当に業務に支障がないのだろうか?」と面接官に疑念を抱かせる可能性があります。
転職活動の状況を聞かれたらどう答えるといいですか?
転職活動では、複数社の選考が平行して進む場面もあるでしょう。その場合、複数の企業に応募していることを伝えても問題はありません。
むしろ応募先がたったの1社というケースの方が稀です。「他に応募している企業はありますか?」と、面接官が転職活動の状況を尋ねる理由は「自社への志望度はどの程度か」、「応募先企業に一貫性があるか」を確認するためです。
もし自社への志望度が低いようであれば、面接官は「早期退職されるのでは」と採用を躊躇してしまう恐れがあります。他社の選考で最終面接に進んでいる、または内定が出ていることを伝えれば、他社でも選ばれる人材だとして印象がプラスになることもあります。応募や選考状況については正直に答え、なおかつ「御社が第一志望です」と答えるようにしましょう。
また、応募先企業に一貫性があることも大切です。応募先企業の業界や職種がバラバラだと「手当たり次第に応募している」という印象を与えてしまいます。応募企業を答える際には、一貫性をもって面接を受けていることをアピールするためにも「○○業界を中心に選んでいます」、「○○の経験を生かせる企業という軸で選んでいます」など、どのような基準で転職先を選んでいるのかをしっかり答えられるようにしましょう。
ハイクラス・高収入の転職まとめ
ハイクラス・高収入の転職を成功させるためには、面接の時間調整や仕事の引き継ぎなど周到な準備をした上で、焦らずにじっくりと時間をかけて行うことが重要です。ハイキャリア転職の場合は、どんなに能力がある方でも何がネックになって不採用になってしまうかわかりません。
「焦らずに、ゆっくりと時間をかけて転職先を見つけよう」という気持ちで転職サイトや転職エージェントに登録し、ハイクラス・高収入の転職情報に対して常にアンテナを張っておくことで、良い転職先に巡り会えることができるでしょう。