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転職回数が多い際の志望動機・例文6選!内定を勝ち取るためのポイントも解説

転職回数が多い際の志望動機・例文

「20代で既に3回の転職経験がある」「転職を繰り返しすぎて仕事が決まらない」このような状況にあり、不安で頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

最近では「終身雇用」という考え方はなくなり、収入アップや働き方を変えるなどの目的で転職することが当たり前の時代になっています。その考え方が災いして転職を繰り返してしまい、仕事探しに苦戦している方も多くいらっしゃいます。

しかし、転職回数が多いことは悪いことではなく、伝え方を工夫することで即戦力としてアピールするポイントにもなります。この記事では、転職回数が多い方の志望動機作成のポイントや志望動機の例文をご紹介しますので、転職回数が多いと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

目次

転職回数が多い際の志望動機におけるポイント【内定を勝ち取る!】

転職回数が多い点をネガティブに捉えてしまっている方からすると、「どのように書いても転職回数が多い経歴が全てを語っている」と思い込んでしまい、ついネガティブ思考になりがちです。かといって職務経歴を誤魔化すのは、犯罪ではありませんが企業にバレてトラブルに発展した場合、何かしらの不利益を被る可能性が高いためしてはいけません。

それでは、どのような志望動機にすれば転職が多いことをネガティブに捉えられないのか、そのポイントについてみていきましょう。

ポジティブな志望動機を書く

転職回数が多い場合、採用担当が受ける印象として「続かないのではないか」「やりたいことがコロコロ変わる人なのではないか」「仕事場に馴染めない何かしらの問題がある人なのではないか」など、憶測でネガティブなイメージを持ってしまいがちです。

たしかに転職回数が多いことだけをみた場合、ネガティブに捉えられてしまうのは仕方ないですし、経歴詐称をしたり過去を変えることできません。そこで、転職回数が多いことをポジティブな理由や志望動機として押し出していくしかありません。ここで弱気になってしまっては負けです。

同業他社または同職種であったとしても、会社の規模や扱っている商材、業務内容は会社によって異なります。扱っている商材に魅力を感じていることやその会社でしか経験できないことを志望動機に盛り込み、今よりもステップアップしたいことを志望動機で伝えましょう。

異業種や異職種への転職回数が多い場合、裏を返せば多くのことを経験しており、好奇心旺盛であるというポジティブな見方ができます。既に持っているスキルとこれから身につけたいスキルに一貫性を持たせたり、最終的なゴール地点に向けた合理的なステップであることが伝われば、しっかりと軸があり、芯がある人材であることをアピールできます。

しかし、それだけでは自分本位だと思われてしまうので、今まで培ってきた知識やスキルをその会社にでどう活かし、どのように貢献するのかをアピールすることで魅力的な志望動機になります。

「今後は長く働きたい」という意志を伝える

「腰を据えて長く働きたい」これだけを伝えても採用担当には「前職や前々職でも同じことを言っているのでは?」と信じてもらえないでしょう。それは「なぜ長く働きたいのか」という理由を明確にできていないためです。

例えば転職の理由が「残業が多い」ということであれば、なぜ残業が多いのかを考えてみましょう。「業務効率が悪く生産性が悪い」のであればそれに対して「なぜ?」を行い、「ITによる自動化が進んでおらずアナログすぎる」ということであれば裏を返せば「ITによる自動化で業務効率を進めている会社で働きたい」という志望動機になります。

このように、長く勤めたい理由を考えるには、転職理由と志望動機に一貫性を持たせ、尚且つ応募企業でなければ叶わないことである必要があります。人間一人一人に違いがあるように、“その会社でしか扱ってない商材がある“といったその会社ならではの強みや特徴がかならずあるので、その強みや特徴と自分の今までの経験や知識、人生における価値観などとリンクさせましょう。

企業が求める人材と自分の経験やスキルがマッチしていることを伝える

転職回数が多いというのは、今まで様々なことを経験し、スキルを身につけたということでもあります。そこで、応募企業が求める人物像と自分の経験やスキルがマッチしていれば、採用担当に「この人は活躍してくれそうだ」と思ってもらえるでしょう。

企業が求める人物像を把握するために一番近道なのは、応募企業が出している求人情報を詳しく見ることです。応募企業の求人情報には、求める人物像という項目があることが多いです。求める人物像がイメージできるような経験やスキルを志望動機に盛り込むことで採用担当の興味を引けます。

できれば応募企業の企業ホームページを閲覧し、採用ページを見ることで求人情報には書かれていない情報が載っているかもしれないのでチェックすることをおすすめします。

転職回数が多い際の志望動機の例文

これまで転職回数が多い場合の志望動機のポイントについてみてきましたが、「いまいちピンと来ない」と悩んでいる方もいると思います。

ここからは、転職回数が多い際の志望動機の悪い例文・良い例文をご紹介しますので、イメージを掴んで志望動機作成の参考にしてください。

転職回数が多い際の志望動機【悪い例文】

これまで私は接客、営業、事務など様々な業務に従事してまいりました。今まで勤めた会社では、多くの仕事を任せていただいていますが、①共通して業務効率が悪く、生産性が低いこともあり残業が多い環境で、人間関係も良好とは言い難い状況だったため、複数回の転職を余儀なくしてきました。しかし、②様々な業務経験がある分、他者よりも幅広いスキルを身につけることができたと自負しています。貴社に入社できましたら、③今まで培った幅広いスキルを活かせると思い、志望いたしました。

①共通して業務効率が悪く〜複数回の転職を余儀なくしてきました。

今まで勤めた会社の悪口にも近い内容は、採用担当からの評価が下がる原因になるため志望動機で記載するのは控えましょう。

仮に前職の不満点を書くにしてもライトに書き、その不満点を解消させるために自らどのような行動を取ったのか。その結果どうなったのかなど、PDCAを回せる行動力のある人間であることをアピールした方がマシです。

②様々な業務経験がある分〜スキルを身につけることができたと自負しています。

どのような経験をし、どのようなスキルを身につけたのか具体的に示し、応募企業で役立てられることがイメージできるように意識することで、採用担当から評価を得られるでしょう。

③今まで培った幅広いスキルを活かせると思い、志望いたしました。

応募企業のどのような業務に役立てられるのか。どのように貢献できるのか具体的に伝えることで、採用後の活躍イメージを持ってもらいやすい志望動機になるのではないでしょうか。

転職回数が多い際の志望動機【良い例文1】

これまで私は接客、営業、事務など様々な業務に従事してまいりましたが、①複数の会社で業務を経験することによって、1、2社勤務だけでは得られない多角的な視点を身につけ、②顧客の潜在ニーズを引き出す観察力やヒアリング力、顧客満足度を高めるためのコミュニケーション力や正確性を身につけることができました。このスキルは、③貴社の強みでもある「営業とカスタマーサポートが一体型」という点において、顧客のニーズを汲み取りながら貴社の利益向上に貢献できると考え、志望いたしました。

①複数の会社で業務を経験することによって〜多角的な視点を身につけ

転職回数が多いおかげで色々な経験ができており、そのおかげで今のスキルが身についている。というようにポジティブに伝えることで、ネガティブな印象を解消しましょう。

②顧客の潜在ニーズを引き出す観察力〜身につけることができました。

自分が今まで身につけてきたスキルと応募職種との親和性、応募企業で活かせるスキルを伝えることで、採用担当に入社後に即戦力として活躍していそうなイメージを持ってもらうことが肝心です。

③貴社の強みでもある〜貢献できると考え、志望いたしました。

応募企業が強みとしている点と自分のスキルがリンクすれば、採用担当から高い評価を受けられるでしょう。

転職回数が多い際の志望動機【良い例文2】

私はこれまで接客、イベントAD、ネットワークエンジニア、営業など5社に勤務してきました。会社の倒産により退職したこともありますが、新しいことにチャレンジしたいという思いで退職した経緯もあります。

①接客業ではお客様に「ありがとう」を頂けるように気配りを大事にし、コミュニケーション力を養った甲斐もあり、系列店が全国30店舗ある中で売上No.1に貢献できました。イベントADや営業職を通じて臨機応変な判断力と顧客のニーズを引き出すヒアリング力や提案力を身につけ、営業職では営業部20名中で単月トップ、目標達成率130%の実績を2回果たしました。

多くの仕事に携わることによって幅広い視野で知識や経験を積めたことは、私にとって大きなメリットであると考えています。

貴社のホームページを拝見し、②「お客様や環境に感謝」「社員のアイデアは宝」という貴社の企業理念に魅力を感じました。③新規事業の立ち上げをしている貴社で、今まで多くの仕事で培った判断力や提案力を武器に貢献していきたいと考えています。

①接客業ではお客様に「ありがとう」を頂けるように〜目標達成率130%の実績を2回果たしました。

転職回数が多いからこそ多くの仕事を通じて身につけたスキルがあると思います。それぞれで培ったスキルをアピールしましょう。実績など具体的な数字を入れることで評価が高くなります。

②「お客様や環境に感謝」〜という貴社の企業理念に魅力を感じました。

応募企業でなければならない理由を明確に示すことで納得できる志望動機になります。

③新規事業の立ち上げをしている貴社で〜貢献していきたいと考えています。

自分が持っているスキルの中で応募企業で活かせるスキルをアピールすることで、入社後の活躍イメージを持ってもらいましょう。

転職回数が多い際の志望動機の例文レビュー

次に、転職回数が多い際の志望動機のレビューをいくつかご紹介します。

転職回数が多い際の志望動機の例文レビュー1

①社歴や役職に関係なく意見や提案などができる環境や、業務効率や売上などの実績を重視した社風に共感し、応募いたしました。

貴社のような企業に魅力を感じたのは、大学卒業後に初めて入社した会社にあります。

会社全体として結束力が強い一方で、役職者に対する忠誠心が強いため、役職者以上と一般社員の間で明確なパワーバランスの差があり、役職者の気持ちを汲んだ発言を行い、社内営業的な側面が強い会社でした。

その後、②他の会社ではどのような社内体制を構築しているのか興味が湧き、キャリアアップも兼ねて複数の会社で勤めてきましたが、貴社のように社歴や役職に捉われず、風通しが良い環境の中で誰もが意見を出し合い、新しい風を吹かせようとしている企業が発展していけると確信いたしました。

ルーティン業務のRPA化、労働人口の減少や人件費削減のためのAI化によって、スペシャリストではなくゼネラリストが求められていると考えています。

③複数の会社で培ったスキルや人事総務経験を武器に、VBAマクロを使用した業務効率化や、今までのノウハウを人材育成に活かし、一人一人が仕事の幅を広げ、ゼネラリストを増やすことで、従業員の方が「働きやすい」環境を実現し、企業の成長に必要不可欠な「発展力」を培えるように貢献できればと思っています。

①社歴や役職に関係なく意見や提案などができる環境や、業務効率や売上などの実績を重視した社風に共感し、応募いたしました。

冒頭で志望動機を伝えることは、採用担当に興味を持ってもらい、志望動機を最後まで読んでもらうためには効果的な方法のひとつです。しかし、この文章では「社風」を志望動機として強調していますが、「社風」は実際に入社して働いてみなければわからない部分が多いので、あまりおすすめできません。

②他の会社ではどのような社内体制を構築しているのか興味が湧き、キャリアアップも兼ねて複数の会社で勤めてきました

「キャリアアップも兼ねて」と書いてありますが、「他社で社内体制を構築しているのか」というのが複数転職の理由であると書かれており、どっち付かずで良い印象を与えることはないでしょう。このままでは、あまり考えずに安易に転職を繰り返したと思われてしまう可能性があるため、あくまでもキャリアアップのために転職をしたという一点に絞り、その過程で応募企業であれば自己成長しながら貢献できることをアピールしましょう。

③複数の会社で培ったスキルや人事総務経験を武器に〜企業の成長に必要不可欠な「発展力」を培えるように貢献できればと思っています。

転職回数が多いことはネガティブに捉われがちであると思い誤魔化したり隠すのではなく、転職回数が多いからこそ得られた経験やスキルがあり、そのおかげで今の自分がいるというポジティブな考えを伝えるように意識しましょう。

総評

転職回数が多いことをネガティブに捉えてしまい、言い訳のような志望動機にしてしまうケースがありますが、上記の志望動機では転職回数が多いことをポジティブに変換し、今までの経験をプラスに伝えられています。また、応募企業でなければならない理由を今までの経緯とともにちゃんと示しています。

転職回数が多い際の志望動機の例文レビュー2

①提案力やコミュニケーション能力を活かせるコンサルティング業務に携わりたいと思い、志望いたしました。

これまで複数の会社で営業職に従事してまいりました。事業の経営層を対象にしたBtoBから個人を対象にしたBtoCに至るまで幅広く経験してきました。

営業職の中で、お客様自身も気付いていない真の課題と潜在ニーズを引き出すコミュニケーション能力が最重要であることに気付きました。

②相手に興味を持ち、ヒアリングする中でどこに問題点があり、どのようにすれば解決するのか。その根本の問題を見つけ出しながら、理解していただけるように例などを挙げながらわかりやすく伝えられるように日々スキルを磨きました。

③このようなヒアリング力、観察力、提案力は貴社のようなコンサルティング会社において役立つスキルであると自負しております。

今まで培ったコミュニケーション能力を活かし、貴社に貢献したいと考えています。

①提案力やコミュニケーション能力を活かせるコンサルティング業務に携わりたいと思い、志望いたしました。

冒頭で今まで培ったスキルを活かしてコンサルティングに携わりたいという志望動機が明確に示されています。採用担当に「理由を見てみよう」と思わせることで、その後の文章を読んでもらえる可能性が高まります。

②相手に興味を持ち、ヒアリングする中でどこに問題点があり〜日々スキルを磨きました。

転職回数が多いということはそれだけ色々な経験をしてスキルを身につけたということなので、ポジティブに伝えられます。

③このようなヒアリング力、観察力、提案力は貴社のようなコンサルティング会社において役立つスキルであると自負しております。

転職回数が多く複数の企業で経験し、都度習得したスキルをまとめて応募企業で活かせるということをポジティブに伝えましょう。

総評

今までの営業職経験を活かしたいこと。営業経験を積む中でコンサルティングに興味を抱いたことが書かれており、具体性がある志望動機になっています。しかし、採用担当が知りたいのは「なぜこの仕事なのか」ではなく「なぜうちの会社なのか」ということです。その会社でなければならない理由が書かれていないので、応募企業の求人情報やホームページを見て企業研究し、その会社の特徴を洗い出した上で志望動機を作成しましょう。

転職回数が多い際の志望動機の例文レビュー3

①御社の、常識に捉われずゼロベースで物事を考えて最先端を追求する経営方針を知った時から興味を抱いていました。②御社が一番大事にしている顧客ファーストの考え方や思いやり、現状に満足することなく、常に最先端を追求する創造性を重要としている点に共感いたしました。私は、③これまで営業部や営業企画部で経験を積んでまいりました。その中でお客様目線を大事にしてきましたので、お客様一人一人に合ったご提案をし、なくてはならない存在になれる自信があります。また、それは御社の利益に貢献でき、満足していただけると自負しています。④私が今まで培った全てのスキルを最大限に活用し、即戦力として御社に貢献したいと思い、志望いたしました。

①御社

「御社」は直接話す時に使う言葉なので「貴社」と書きます。

②御社が一番大事にしている顧客ファーストの考え方〜創造性を重要としている点に共感いたしました。

応募企業でなければならないことが志望動機に書かれています。企業研究を行いその企業を選んだ理由を明記することで採用担当は「なぜこのように思ったのだろう」と興味を示してくれます。

③これまで営業部や営業企画部で〜なくてはならない存在になれる自信があります。

転職回数が多いことをネガティブに書くのではなく、ポジティブに伝えることを意識しましょう。

自分のこれまでの経歴に一貫性があり、それを説明することができれば「芯がしっかりしている」「好奇心旺盛で行動力がある」といったプラスの評価を得られるでしょう。

④私が今まで培った全てのスキルを最大限に活用し〜志望いたしました。

「全て」を活かすのは難しいです。それよりも今あるスキルの中のどのスキルを応募企業のどこに活かせるのかを具体的に書くことで、入社後の活躍イメージを持ってもらいやすくなり、プラスの評価につながるでしょう。

総評

その企業を選んだ理由については、応募企業の特徴が書かれているので志望動機として伝わりやすいでしょう。転職回数が多いことに対する一貫性を持たせるために、どのようなゴールを目標としているのか着地点を明確にした上でキャリアビジョンを描くことを忘れないようにしましょう。また、今までの経験で培ったスキルを活かす点は良いですが、どのスキルがどのように活かせるのか的を絞って書くことを意識するのが重要です。

まとめ

この記事では転職回数が多い場合の志望動機を例文とレビューで詳しくご紹介してきました。

転職回数が多いと転職で不利になると思われがちですが、決してそんなことはありません。その分人よりも多くの会社に触れて色々な風土を知ることができますし、より多くのスキルを身につけているので、そのおかげで今の自分がいると前向きに考えて志望動機を考えましょう。

応募企業からすると転職回数が多いことよりも、「なぜ応募企業を選んだのか」という明確な理由と、「即戦力として活躍してくれそうか」というポテンシャルを見ることが多いので、伝えるべきことを忘れずに伝えられるように意識しましょう。

この記事を参考に、転職回数が多いことをプラスに変換して良い転職を果たしてください。

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