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仕事・会社を辞めたい疲れた時の対処法【診断30秒簡単テスト付き】

仕事・会社辞めたい

「会社に行きたくない」「仕事がつまらない」このように思い仕事を辞めたいと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、コロナ禍のご時世、いざ決心して会社を辞めようと思っても「次の仕事が見つからないかもしれない」と中々踏み出せないこともあると思います。

転職回数が複数回ある人からすると転職が当たり前になってしまう一方で、「自分は会社員に向いてないのではないか」と思い始める人もいるでしょう。

そもそも人はどのような理由で仕事を辞めたいと思うのでしょうか。また、辞めるか辞めないを判断するポイントはどこにあるのでしょうか。ここでは、仕事を辞めたい理由や辞める時のポイントについてご紹介します。

目次

仕事を辞めたい時の理由ランキング

会社を辞めたいと思う理由は十人十色です。過去に行われた、正社員として働く20代〜50代の方を対象としたアンケート調査をもとに、どのような理由で会社を辞める人が多いのか。ランキングとその傾向についてみていきましょう。

  1. 給与水準が低い
  2. 職場の人間関係の悪化
  3. 会社倒産、リストラ、ハラスメント等の外的要因
  4. 仕事内容への不満
  5. 会社の将来性、安定性に対する不安
  6. 休日、残業時間などの待遇面
  7. 新しいチャレンジがしたい

仕事を辞めたい時の理由ランキングの特徴

会社を辞めたいと思うランキングの1位は「給与水準が低い」、2位は「職場の人間関係の悪化」、3位は「会社倒産、リストラ、ハラスメント等の外的要因」という結果になりました。

仕事を辞める理由は「会社で働く中で思う嫌なこと」であることが多く、会社に対する不満の積み重ねによって起こっています。この「嫌なこと」は自分で解決できることとできないことの2種類に分けられます。しかし、自分で解決できないことの方が多いように感じます。

「給与水準が低い」や「会社倒産、リストラ、ハラスメント等の外的要因」を理由に仕事を辞める場合、自分がどれだけ良い成績を出していても給与が上がるとは限りませんし、どれだけ会社の利益に貢献していても、自分一人の力だけでは会社の倒産を食い止めることは難しいでしょう。

また、仕事内容や待遇面についても、部署異動を希望したり待遇面の交渉をするという方法はあるかもしれませんが、上司や他部署などに相談してすぐに解決できるような話ではありません。その前に周囲から煙たがられる可能性だってあります。

だからといって

  • 会社の業績が悪化している
  • 人間関係に不満を抱えながら仕事を続けている
  • ライフワークバランスが保てないほど長時間遅くまで働いている

など、自分の力ではどうにもならない問題を抱えたまま仕事を続けるのは心身ともにストレスですし、モチベーションを継続させることは難しいでしょう。

仕事が辛い辞めたいという人が絶えない理由

仕事を辞めたいと思う理由の多くは職場環境や人間関係などの会社=人が理由になっています。

それは、一緒に仕事をする人を自分で選べないからです。

10代の学生時代は様々な知識や協調性などを養うために学校に通います。友人や部活、サークルなどは自分で選び、自分がやりたいことや一緒にいたい人たちと過ごせます。もちろん中には嫌いな人や合わない人もいたかもしれませんが、自分で選択しているのでストレスはあまりないと思います。

しかし、社会人になり会社に勤めるとそうはいきません。入社した会社を最終的には自分で選んだかもしれませんが、会社で一緒に働く人達を選ぶことができず、事前に知る機会すらほとんどありません。

下手したら志望度が高い会社は選考で落ちてしまい、今の会社だけ内定をもらえた可能性だってあるわけなので、人を選ぶどころか会社すら選べない状態かもしれません。そして、同僚や上司と合わなければ毎日会社に行くのが辛くて仕方がないでしょう。

また、給与や待遇についても、昔のような年功序列だけでなく成果主義の会社も徐々に増えてきたかもしれませんが、「高学歴」や「上司のお気に入り」などの実績以外の部分での評価が収入を左右するケースも多くあります。

仕事を辞めたいと思う人が絶えないのは、このような人との関わりや風習が原因といえるでしょう。

仕事を辞めたい時期は誰にでもある

「サザエさん症候群」という言葉をご存知の方も多いのではないでしょうか。サザエさんは毎週日曜日の夕方に放映されているテレビアニメで、日曜日の夕方から深夜にかけて、「明日から仕事に行かなければならない」という現実に直面して憂鬱な気持ちになる現象をいいます。このように誰にでも「仕事に行きたくない」「辞めたい」と思う時期はあるものです。他にどのような時期に辞めたいと思うのか挙げていきます。

  • GWや年末年始などの大型連休明け
  • 就職後3年経った人(石の上にも3年説)
  • 理不尽な扱いや叱責を受けた
  • 仕事量と給与が割に合っていない時
  • 学生時代の同級生など、別の職場で働く人たちとの飲み会直後

辞めたい時期は定期的に訪れるようです。

一年を通してGWやお盆休み、年末年始休みといった連休などがあり、落ち着いて考えられる時間がある時に「辞めよう」と決意したり、学生時代の同級生と飲み会をして、周囲の人が勤めている会社と自分の会社を比較して絶望感を感じたりする方も多いと思います。

また、自分がこなしている仕事量に対して給与や評価が見合っていない時や、上司に理不尽に叱られたり責任転嫁された時に辞めたいと思う方もいます。

このような日々の辞めたい時期を乗り越えても、「同じ会社で3年経験すると転職に有利」といった転職の噂話にも似た情報が一般的に広まっていることから、3年経つと辞める人が後を経たない原因になっていると考えられます。

仕事を辞めたいと思った時の対処法

今後のキャリアや生活を考え、仕事を辞めたいと思ってもすぐに辞めるべきではないことはおわかりだと思います。

仕事に対してネガティブに考えている時は、精神的に気分が下がっており、冷静な判断ができていない可能性が考えられます。一度冷静な状態になり、客観的な視点で自分の今後について検討すべきではないでしょうか。

また、最近ではコロナウイルス感染症の影響もあり、業績が著しく悪化している業界や会社が後を経ちません。大手企業ですらコストカットやリストラを余儀なくされているケースもあるので、転職氷河期ともいえるため慎重に動かなければ最悪の場合、職を失い収入がゼロになる可能性もあります。

そこで、ここでは辞めたいと思った時にまず行うべきことをご紹介します。

今の仕事を辞めたい理由を書き出す

「仕事内容」「会社の風習」「会社の人」どこが嫌なのか。辞めたいと思う理由は人それぞれあると思います。しかし、頭で考えているだけではいつまで経っても先に進めません。そこで、一度辞めたい理由をアウトプットすることをおすすめします。

就職や転職活動の志望条件などを考える際にも利用できる方法ですが、まずは仕事を辞めたい理由をノートや紙、付箋またはパソコンのメモ機能などを使ってひたすら列挙しましょう。誰に見られるものでもないので躊躇せずに思い付いた順番にひたすら書いてください。

ポイントとしては、辛かったことや不満に感じたことなど、ネガティブに感じたことは細かいことでも良いので書き出すことです。「これは書かなくていっか」といった感じで書き出さないのは、棚卸しにならないので注意しましょう。

書き出した内容を嫌なもの順に並べる

辞めたい理由の書き出しが終わったら、次はそれを嫌なこと順に並べましょう。順番に並べることで、自分が本当に嫌なことが見えてくるので頭の整理ができます。

自分で解決できること・自分では解決できないことを分けてみる

次に、順番に並べた嫌なことを「自分で解決できること」と「自分では解決できないこと」の2種類に分類していきます。「A」と「B」といった記号を付けるのも良いですし、できること・できないことで並べ直しても大丈夫です。

嫌なことのうち「自分で解決できること」が多い場合・少ない場合で次に起こすべき行動が変わってきます。

仕事を辞めたい嫌だと思った事の書き出し結果を見て行動する

辞めたい理由の書き出しをすることで「自己分析」ができました。

自己分析を行うことで、自分の本音や価値観を冷静に分析し、本当の目的や次に取るべき行動を客観的に判断できるようになります。

心身ともに追い込まれている時、人は冷静な判断ができません。冷静な判断ができないと計画的に動けず、失敗を繰り返してしまう負のスパイラルに落ちる可能性があるため、結果を見ながら次の行動をしてみましょう。

スキル不足の場合は努力する

嫌なことを書き出した結果、「ミスばかりして何回も怒られてしまう」「仕事内容が理解できない」「同僚ができていることが自分にはできない」など、明らかに自分の能力不足によって発生していることがあれば、努力して改善するようにしましょう。

業種問わず、仕事の考え方の基本としてPDCAサイクルがあります。計画(P)を立て、それを実行(D)し、結果を調べて(C)改善(A)する。この一連の流れを繰り返すことで、仕事がスムーズに進むこともあります。なぜ怒られるのだろうか?なぜ理解できないのだろうか?など、なぜを繰り返して原因を追求するのもいいでしょう。

今の時代、大半のことはインターネットで検索することで解決策が調べられますし、仕事の自己啓発本など多くの種類があるので、自分が改善したいことをテーマにした本などを見て勉強することをおすすめします。

自分で解決できないものは家族・友人に相談する

一人で抱え込んでいると、何事も悪い方向に考えてしまいがちです。そこで、家族や友人など、身近な人に相談するのも良いでしょう。

もしかすると、家族や友人も過去に同じような悩みを抱えており、それを乗り越えて今があるかもしれません。それに、人に何かを相談する時は、ある程度自分自身で「こう言ってほしい」「本当はこうしたい」などの本音や決心が潜在的にあり、誰かに背中を押してほしかったり、共感して勇気を出したいだけだったりする時もあります。

自分の悩みをアウトプットすることで、良い解決方法が導き出せるかもしれません。

自分で解決できないものがどうしても多い場合

辞めたい理由が自分の力では解決できないようなことばかりの場合、転職を視野に入れなければならなりません。

しかし、転職を視野に入れる場合、今まで行ってきた自己分析に加え、将来的にポジティブなキャリアプランを描けるように更なる自己分析を行わなければ、転職しても同じ失敗を繰り返してしまう可能性があるので注意が必要です。

転職について右も左もわからず、何から始めれば良いのか悩む方もいると思います。そんな方は、とりあえず転職エージェントに登録することをおすすめします。

転職エージェントは、専門のキャリアアドバイザーが自分の転職について求人紹介から履歴書などの選考書類の添削、面接対策に至るまで一貫してサポートしてくれます。無料で利用できるケースがほとんどなので、仕事をしながら転職活動を進めたい方はぜひ利用してみましょう。

仕事・会社を辞めたい診断テスト!簡単30秒セルフチェック

仕事・会社を辞めたいと思う方向けの診断テストを作成しました。全部10問ございます。30秒で簡単にできるセルフチェックなので、是非答えてみて下さい。

仕事・会社を辞めたい診断テスト
  1. 職場の人間関係は悪い
  2. 職場の物理的環境が悪い
  3. 職場と家までの距離は遠い
  4. 今の仕事内容には満足している
  5. 今の仕事量は多くて嫌だ
  6. 残業が多い
  7. 給料が低い
  8. 今の会社は体育会系だからきつい
  9. 次にやりたいことがある
  10. うつ病になったまたはなりそうな傾向がある

いかがでしょうか。10個中4個以上当てはまれば、今の仕事を辞めた方が幸せに働けるかもしれません。詳しくは次章の辞めた方が良い会社の見分け方について解説していきます。

辞めた方が良い会社の見分け方

働き方改革の影響で労働時間や休日などが徐々に見直され、働きやすい会社は増えてきました。しかし、未だにブラック企業と言われる会社が存在するのも事実です。

「石の上にも3年」という言葉があるように、ひとつの会社でできるだけ長く勤めることは、今後のキャリアや自分自身の価値向上の観点から見ても重要といえます。しかし、辞めたい理由が多すぎてどうしてもモチベーションが上がらないということもあるでしょう。

辞めたい理由の大半がその会社が原因である場合、辞めたほうが良いというポイントがあります。ここではその見分け方をみていきましょう。

人間関係が良くない

仕事は1日の大半の時間を占めており、同じ職場で働く同僚とは長い時間を共にします。何でもかんでもケチばかり付けてくる人や新人が入ってきても全く教えないどころか会話すらしない。いじめはないにせよ孤立させられている気がする。など、職場の人間関係に限界を感じている場合は辞めても仕方ないケースもあります。

我慢し続けることで精神的ストレスは日々増えていくものです。そのまま放置していると最終的には働ける状態ではなくなってしまう可能性があります。働けなくなれば今の会社を辞めて転職できず職を失い、路頭に迷ってしまう可能性もあるので、理由や状況によっては辞めた方が賢明です。

残業が多すぎる

中小零細企業に限らず、少人数で多くの仕事をこなさなければならないケースも多いと思います。みなし残業時間が45時間分付いていればあらかじめ残業代が給料に含まれているため給料は上がるかもしれませんが、残るのが当たり前という風潮は強まる一方です。

「やらなければならない仕事が多すぎて帰れない」「今月は営業成績が悪くて帰れない」「誰も帰ろうとせず帰りづらい」など、理由は様々だと思いますが、残業が多いとその分プライベートの時間が減り、最悪の場合、食事の時間や睡眠時間といった必要最低限の時間の確保ができず、健康に影響を与えてしまう危険性があります。

仕事量が多すぎて自分や家族の心身の状態が悪化しているようであれば、一度上司に相談し、業務量を調整してもらうなどの対応を促しましょう。もしそれに応じてもらえず改善できそうにないのであれば、辞めるのもアリではないでしょうか。

会社の社風・経営が不安定

営業に偏りがちな会社であれば、数字や売上重視で質の向上は評価の対象外であったり、行きたくもないのに上司にランチに連れて行かれて昼の休憩時間すら苦痛を強いられたり、会社の社風や文化、雰囲気が合わずに辞めたいと思うケースは意外にも多いのではないでしょうか。

会社の就業規則や他の規程などが整備されていたとしても、その会社の風習は簡単に整備できるものではなく、社長や上層部の人が変わらない限り変わらないと思います。

また、業績が著しく悪い会社にいると、突然のリストラや賞与カット・給与カットなどが発生する可能性があります。突然支店や支社が減ってきたら注意が必要です。

会社の一員として過ごす中で、自分の意見を言わずに一人で抱え込むのは辛いですしそのままの状態をキープし続けるのは精神的にも厳しいと思います。何も意見を聞いてくれない会社であれば辞めることを検討しても良いかもしれません。

いじめや正当な評価が受けらないことが原因でうつ病になった

仕事をするうえで人とのコミュニケーションは必要不可欠ですが、話しかけても無視をされたり、何でもかんでも執拗に怒られ、責任を押し付けられたりすることはいじめにつながります。

また、会社に貢献しているのに評価されず、昇進や昇給させてくれないなど、正当な評価を受けられなかったら気持ちが滅入ってしまいます。

家に帰っても何もする気が起きなかったり、すべてが億劫になってしまい、ネガティブな考えしか頭に入ってこない場合、うつ病あるいは何かしらの精神疾患の初期状態かもしれません。実際に病院にかかって病名を言われていなくても、精神疾患にかかっているであろう方は多くいるのです。

精神疾患を患った場合、環境を変えて心身ともに規則正しい生活を心がけて治療を行う必要があるので、会社を辞めて休養を取りましょう。

会社を辞めることは「甘え」ではなく、自分の身を守る「手段」です。将来的に自分にとってプラスになる選択を心がけましょう。

仕事内容が自分に合ってない

「周囲の人ができることが自分にはできない」「ミスを連発してしまう」「楽しくない、むしろつまらない」など、仕事内容が自分に合ってないのではないかと感じる方もいると思います。

3ヶ月や6ヶ月ではわかりませんが、1年程度同じ会社で働くとその会社の方針や仕事内容、仕事の進め方などが見えてきます。このままここで働くことでどのようなキャリアを積みステップアップしていくのか。はたまたのんびりこのまま過ごすのか。ある程度の目標や将来のイメージが思い浮かぶでしょう。

しかし、全く何も見えず不安しかないのであれば、それは辞め時かもしれません。ただ、何かしら知識やスキルを身につけられると感じるのであれば、もう少し続けても良いかもしれません。

いずれにしても、転職が当たり前になった今のご時世、時間を無駄にするのは自分の将来の収入を下げてしまう行為にもなりかねないので、先々の計画を立ててから辞めることをおすすめします。

会社を辞めるべきではない場合とは?

会社を辞めるべきポイントについてみてきましたが、理由や状況によっては辞めたことによって後悔することもあり、会社を辞めるべきではない場合もあります。

どのようなケースが考えられるでしょうか。

寿退社はキャリアが途絶える

最近では共働き世帯が全体の6割以上を占めているため、昔に比べると結婚を機に辞めるケースは少ないかもしれません。寿退社することで、将来的に家族の時間を多く大切に過ごせたり、家事や育児などに専念ができるなどメリットがありますが、デメリットもあります。

正社員としてバリバリ働いていた方が寿退社を理由に一度仕事を離れると、子育てなどが落ち着いたタイミングで再就職しようと思ってもできない可能性があります。

また、IT化が進んでいる現代において仕事のやり方が日々変化するため、数年のブランクでも周囲とのスキルに差が出ることは否めません。

他にも世帯年収が減るなどのデメリットがあるので、将来的な復帰の可能性があるようであれば、希望する業界の動向について常に情報収集を行ったり、資格勉強などを行い、アンテナを貼り続けるように心がけましょう。

親の介護のために仕事を辞めると無収入になるので危険

日本人口の高齢化が進んでいる中で、将来的な親の介護を余儀なくするケースも少なくないでしょう。

最初は仕事と介護の両立をしようと思いますが、実際にやってみると両立するのが難しく、仕事を辞めたくなります。しかし、仕事を辞めると収入がゼロになってしまい、自分の生活すらできなくなってしまう恐れがあります。そこで、辞める前に雇用保険法の規定による介護休業給付金制度の利用をおすすめします。

介護休業給付金は雇用保険に加入している人が受給できる制度で、正社員として働いていれば基本的に誰でも受給できる可能性があります。

内容としては、親族の介護が必要で仕事を休んだ場合に、給与額の67%相当額が受給できる制度で、最長で93日分受給できます。ただし、受給要件に該当しなければ受けられないので注意が必要です。

あくまでも復職が前提の制度なので、受給を検討する場合は直属の上司に相談のうえ、詳しくは会社の人事総務係に相談しましょう。

給料が安い理由で会社を辞めると失敗する可能性がある

お金があって困る人はあまりいないと思います。日常生活を豊かにするためにはある程度のお金は必要です。しかし、退職理由が「給料が低い」だけである場合、辞めるのは一旦待ったほうが良いでしょう。

そもそも会社に入社した当初から給料が高いなどあまり考えられません。もしかするとその会社には将来的なキャリアパスがあり、在籍して実績を積むことで昇進や昇給をして給料が上がっていくかもしれません。それに、今の仕事内容に不服がなければ継続して働くことはできるはずなのでもったいないです。

また、万が一転職したとしても自分が今まで積み上げてきた実績やスキルがなければ給料を上げるのは難しく、未経験業種であれば給料が下がる可能性だって考えられます。

30代前後の転職であればキャリア採用が前提になるため、経験がなければ給料が下がりますし、転職先が見つからない恐れもあります。新卒入社後すぐの退職であれば第二新卒(未経験)扱いとなり、給料を上げることは難しいでしょう。

ただし、元々いた会社の給与水準が極端に低ければ給料が上がることもあり得ますし、不動産会社などの営業で完全出来高制などのインセンティブが大きい会社であれば転職した時に給料アップも見込めるでしょう。インセンティブを高く設定している仕事は総じてきつい仕事の部類に入るので、転職してすぐ辞めてしまうようなことがないように注意しましょう。

働きたくないから辞めるのも危ない

生き生きと働く同僚の姿を見て「羨ましいな」と思う方もいるのではないでしょうか。熱心に仕事に取り組むと会社から評価されて楽しくなるのかもしれませんが、モチベーションが上げられず、惰性で仕事をしているうちに「辞めたい」と思ってしまうのが現実。しかし、特に明確な理由がなく、ただ単に「仕事が嫌だから」「つまらないから」という理由で辞めるのはおすすめしません。

次の目標も計画も立てずに辞めると収入がなくなってから後悔し、焦って転職して同じ失敗を繰り返す。なんてことにもなりかねません。

なんとなく辞めたいと思った時は、今後のプランを立てて、目標が決まってから動きましょう。

会社を辞める時、円満退社になるようにすべきこと

会社に退職の意思を伝える時に、もう辞めるのだから円満退社である必要があるのか。と思う方もいるかもしれません。円満退社にはいくつかのメリットがあります。

円満退社のメリット
  • 退職手続きをスムーズに進められる
    会社を辞める時には退職書類や雇用保険、社会保険の喪失手続きに必要な情報を記載するなどの会社が定めた退職ルールがあるので、円満退社であれば周囲のフォローを受けながらスムーズに手続きができるでしょう。
  • 転職活動をスムーズに進められる
    転職活動をするうえで、退職理由は採用面接などでも問われる内容で、その理由がそのまま志望動機に結びつくことが多いと思います。周囲が納得するような前向きな退職理由であれば、採用面接時にも自信を持って発言でき、面接官を納得させる理由を伝えられるでしょう。
  • 今まで築いてきた人脈を活用できる
    円満退社であれば前職で知り合った同僚や先輩とのつながりを維持したまま転職できます。転職後や独立後にお客様になってくれたり、お客様の紹介をいただく日が来るかもしれません。

このように円満退社にはメリットがあります。次に円満退社するためにすべきことをご紹介します。

会社辞める日を決めて転職活動を行う

会社を辞めてから転職活動を行うのでは無職の期間ができてしまい、収入がゼロになってしまいます。さらに転職先がすぐに決まるとは限らないため、生活が不安定になり非常に危険です。

そこで、あらかじめ退職日を決めておき、在職時に転職活動を行いましょう。

転職活動に要する期間は3ヶ月程度が多いため、3ヶ月後を目処に退職日を決めておくと良いでしょう。

退職意思を伝えるなら繁忙期は避ける

繁忙期の真っ只中に退職されるのは逆の立場になって考えれば迷惑な話だと思います。周囲の人の仕事が増えるため印象が悪くなり、退職日を迎えるまでが気まずくて苦痛になりますし、その後の人間関係にも支障がでるかもしれません。

会社によっては、退職日を延期させられたり取り合ってもらえないケースも考えられるので、転職活動に支障が出たり、転職先の入社時期について迷惑をかけてしまうことも考えられるため、繁忙期を乗り越えてから退職の意思を伝えることをおすすめします。

退職日の1~3ヵ月前に直属の上司に相談する

大半の会社が就業規則に「退職は1ヶ月前に申し出る」と記載されていることが多いので、遅くても1ヶ月以上前には上司に相談しましょう。

退職意思を伝えるのが早すぎても、予定よりも早い退職となり、転職先の入社予定月前1ヶ月間の失業期間ができてしまうなどのリスクがあるので、タイミングには気をつけましょう。

お世話になった先輩、同僚には直接話をする

「誰々さん辞めるらしいよ」といった社内の噂話は簡単に広まるものです。仲が良かった同僚やお世話になった先輩に自分が辞めることを直接伝える前に知られてしまっては、がっかりさせてしまい、今までの信頼関係が壊れてしまう原因になりかねません。

上司に退職を伝え、辞めることが決まったらお世話になった人たちに自分の口から直接退職する旨を伝えるのがせめてもの誠意といえるでしょう。

引き継ぎをスムーズに行えるようにする

辞める日が決まったら残りの期間で後任者へ業務の引き継ぎが発生します。会社で引き継ぎ書のフォーマットがある場合はそれに従ってマニュアルを作成し、なければできるだけ詳細を記した業務引き継ぎ書を作成しておきましょう。

社内手続き・公的手続きを事前に把握する

辞めるその日までその会社の一員であることを忘れずに迷惑をかけないように、ある程度退職に係る手続きを事前に把握しておきましょう。

会社を辞める前に会社が用意した退職書類を期日までに提出することで、雇用保険や社会保険、住民税の普通徴収への切替などをスムーズに行ってくれるでしょう。さらに、転職先が決まっていなければ国民健康保険の切替や時期によっては確定申告など自分で行わなければならない手続きがあります。

退職後に自宅などに届く書類の中には、転職先に入社する時に使用するものもあるので必要な書類を把握しておくことでスムーズに手続きを進めましょう。

会社を辞める理由は前向きな内容を話す

もし会社への不満だらけで辞める結論に至ったとしても、会社に対して退職理由を伝える時は将来の自分にとってプラスになるような前向きな内容を伝えましょう。

「興味がある分野で一からチャレンジしたい」「将来のキャリアアップのためにやりたい仕事がある」このような理由はビジネスマンとして応援したくなる目標であり、悪い印象を与えることはないと思います。社内の情報は漏れやすく、周囲に後ろ向きな理由が伝わってしまうのは会社としても避けたいでしょう。

また、退職理由を考えることは転職活動の志望動機を考えることにもつながるので、この機会に自分自身の本音と向き合ってみましょう。

仕事を辞める時の一般的な流れ

仕事が嫌で辞める時は「後のことは辞めてから考えよう」と辞めたい気持ちが先行しますが、辞めるにも一般的な順序があるので、順を追って行動するのが賢明です。それではどのような流れで仕事を辞めるべきかみていきましょう。

転職活動を含めたスケジュールを立てる

転職活動にかかる時間は平均的に3ヶ月程度と言われており、早くても1〜2ヶ月は時間がかかります。そこで、転職活動を踏まえたうえで退職のスケジュールを考えましょう。

転職を成功させるためには、自己分析を行って自分の希望条件を洗い出し、絶対条件に合致した求人に応募して内定を勝ち取る必要があります。

転職活動を考えずに退職してしまうと、職を失う焦りから転職活動を妥協してしまい、希望にマッチしていない会社に入社しなければならなくなるケースもあるので、計画を立てて慎重に動きましょう。

会社を辞めることを伝える

スケジュールを立てたら直属の上司に退職の相談をしましょう。できれば転職活動も軌道に乗り、内定をもらっている状態。あるいは採用面接など何社か進めており近々内定が出るであろう状態がベストだと思います。

退職の申し出は2週間以上前に伝えていれば法的に問題はありませんが、大体の会社は就業規則に「退職は1ヶ月以上前に申し出る」と定めているケースが多いので、1ヶ月以上の余裕を持って退職を申し出るようにしましょう。あまりに早く伝えすぎると思った以上に早く退職させられてしまうケースがあるので注意が必要です。

退職日と退職願いを提出する

上司と相談した後、退職日が決まったら退職願いを提出しましょう。

「今時退職願いなど古い」と思う方もいるかもしれませんが、上司や役員の方々の時代は当たり前のように使われていた形式なので、書籍やインターネットで正しい書き方を調べて作成することが誠意ある行動と見られるので、面倒くさがらずに提出することをおすすめします。

残務整理・引き継ぎを行う

退職が正式に決まったら、自分が担当している業務の引き継ぎや残った仕事を整理して、やり残しや伝え忘れがないようにしましょう。

会社として良くないことかもしれませんが、退職後に上司や先輩から引き継ぎ忘れた仕事の電話がかかってくる会社もあります。退職後に印象を悪くし知らないところで恨まれることがないように、引き継ぎ書を作成して最後まで責任を持って取り組みましょう。

仕事を辞めたい&会社がつらい疲れた時にやるべきこと!まとめ

仕事を辞めることはその人にとって人生の分岐点であり新たなスタートです。ただ漠然と今の仕事が嫌だから辞めるのではなく、その選択が今後の人生のプラスになると確信できるように、自分自身と向き合って前向きな選択を心がけましょう。

そして、辞める時は最後まで周囲の人たちに気を配り、円満退社できるように順序立てて計画的に退職を進めることで、いつかその時の行動が自身の成長につながっていることを実感できる日が来るはずです。

仕事は心身ともに健康でなければできません。自分にとって前向きで豊かな日常生活を送れるような理想の転職を実現してください。

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